ロサンゼルスでは一番といっても過言でないほど有名な老舗すし屋、『鮨元』
実際にアメリカ版の食べログのような口コミサイトでは3000件程の口コミがあり、5点満点中 4.5点というかなり高い点数を誇り
全米を探しても、これだけの口コミ数で4.5点を確保しているのはここ『鮨元』のみだろう
30年以上も同じ場所で同じように鮨を提供し続け最近は日本には少なくなった大衆的なお鮨屋
「鮨元はマグロの店」といわれるほどマグロにはこだわっておりロサンゼルスでは一番良いマグロを常に魚屋から降ろしているともいわれる名店
お昼、夜問わずにオープンから閉店まで常に長蛇の列ができている事からもその人気が分かる
近年は中国人や韓国人などのアジア系のお客が目立つようになってきているものの、日本人の常連客の姿も多くみられ
客層に関していえばロサンゼルスに住んでいる日本人の絶対数が少ないので中国人や韓国人が目立っているように見える
勿論、白人や黒人のお客さんでも足しげく通っている常連さんもいて、有名なハリウッド俳優なんかもちょこちょこ訪れている
最近はなかなか珍しくなった日本で修行した日本人の職人さんが、鮨を握ってくれるのもリトル東京ならでは
この日はオーナーの豊島さんは不在だったが、前回のブログで紹介した『Kazu Nori』を経営する、『Sugar Fish』の前身である『Sushi Nozawa』のオーナー、野沢さんと豊島さんは日本でも同じ職場で仕事をしていた、兄弟分であるが一切接客をせずい味だけで勝負をする独特なスタイルから「スシ・ナチス」と呼ばれた『Sushi Nozawa』とこちらの『鮨元』では180度スタイルが異なり、常に『鮨元』は板前さんの活気で溢れている
大衆的な寿司屋なのでメニューも豊富
茶碗蒸しや焼き魚、ちょっとしたお酒の肴などもある
肝心のお鮨、マグロも築地に卸される最高級品のボストンやスペイン、メキシコ、マルタ産の黒マグロを使用
多いときでは黒マグロの半身を2日ほどで使ってしまうほど繁盛しており
長年の魚屋との付き合いや大量に現金で購入する事もあり、ロサンゼルスでは常に最高級のマグロを取り揃えている
ロサンゼルスのお鮨やで主に使われているヒラメは主に東海岸から空輸で届くものと
韓国産の養殖ヒラメが主流で、その時により使い分けられている
日本産のヒラメも空輸で入ってくるが、『鮨元』のように一日で4,5本もヒラメを使う大衆的なお店よりは
こじんまりとした高級寿司店でのみ使われている事がほとんど
店内もオープン当時からほとんど変わりないが、少しずつ規模を大きくし、現在の客数は60席ほど
カウンターは25席ほどあり、これはオープン当時から変わっていない
ロサンゼルスに来たならば必ず一度は試してみたほうがいい老舗のお寿司屋さん
【店舗情報】
Sushi Gen
422 E 2nd St
Los Angeles, CA 90012
Phone number (213) 617-0552
http://www.yelp.com/biz/sushi-gen-los-angeles
アルコール:ビール&ワイン
客単価:USD 80.00
席数:店内カウンター約25席、テーブル席約45席
タイプ: 個人経営店
【規模・投資額予測】
広さ: 凡そ 4000sq ft (約112坪)
家賃: 不明
営業日数:週6日・日曜定休日・土曜日はディナーのみ
初期投資: $800,000.00~$1,000,000.00 / 約8000万円~1億円超
(同じ規模の店を出店しようとした場合)
予想売り上げ:$600,000.00~$700,000.00/ひと月 / 約6000万円~7000万円
($1=100円換算)
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